五、清吟小班
- 班子の所在地
- 八大胡同の名称
- 八大胡同の班名
- 八埠に遊ぶ道筋
- 班子の構造と彩綢
- 芸者買の順序
- 男衆を亀奴と呼ぶ
- 妓夫太郎の任務
- 芸妓屋の門を入る
- 脂粉の香漂ふ
- 引附部屋に案内さる
- 煤球児の臭ひ
- 室隅の洋床
- 総てが挑発的
- 身も心も落着かぬ
- 見客と芸妓の顔見せ
- 交渉の第一歩
- 客も妓も懸命の場面
- 改天見と一廻りしてから
- 変体色情狂
- 撰定が済み初挨拶
- 妾を可愛かりて下さい
- 嫖客の得意
- 愈々本部屋入り
- 身元調べ
- 煙の次に茶
- 乾いたものが湿ふ
- 花柳界で大事な縁起
- 妓女の歌と客の聴方
- 昔の点曲児
- 歌の撰択が済み叫師伝
- 胡琴児的来る
- 師伝銭の額
- 茶をすすつて芸者遊び
- 打茶囲と盤子銭
- 廻し客は取らぬ
- 恋の鞘当は無い
- 見立替へを許さぬ
- 料理屋に妓女を呼ぶ方法
- 局票の書き方
- 叫条子と借条子
- 友人の紹介荐条子
- 支那の芸妓はお酌をせぬ
- 客から妓女に敬意を表す
- 芸妓相手の乱舞は出来ぬ
- 他班の馴染を呼ぶ色男
- 泊り込までの道程
- 肉の取引が成立
- 芸も売れば身も売る
- 支那の妓女に対する誤解
- 正式に泊り込む手続
- 縁結びの祝宴
- 花酒の招待状
- 花酒費の一覧表
- 枕金の相場
- 花酒の当日と竹戦
- おひけとなって吃客飯
- 芙蓉帳裡巫山の夢
- 客に対する観念と待遇振り
- 支那国民性の一端
- 振るといふことがない
- 節期の無心と吝な客
- 上車と下車
- 花酒抜きの情意投合
- 外国人は軽便で持てる
- 花柳竹技詞